カテゴリー別アーカイブ: ハック

一人法人は自分の給与は極限まで下げた方がいいのだが

コロナ禍の影響なのか、たまたま引き合いのきた案件のタイミングなのか、今年の売上は昨年に比べて減少している。今年度の自分への給与はかなり上げたので、結果として法人の利益がなくなってしまいそうだ。

私のように法人成りしたフリーランスの場合、法人の資産も全て自分の資産だと言える。法人の利益が大きくなると法人税が高くなる一方で、自分への給与を増やして法人の利益を圧縮すると、法人税は下がるが所得税が上がる。
税金等の支払いを抑えて手元に残る現預金をできるだけ多くしようと考えると、どのくらいバランスが落とし所なのだろうか。結論としてはかなり明快で、自分への給与は極限まで下げた方がいい。法人成りする際に、いろいろシミュレートして分かった。

税率の上限が法人税より所得税の方が高いということもあるが、それよりも重要なのは社会保険料だ。給与を上げていくと、社会保険料負担がものすごい勢いで上がっていく。健康保険料・厚生年金保険料は労使折半だが、一人法人では企業負担分も自分の負担だ。

とはいえ、給与が少なすぎると生活できない。
一人法人なので法人の金も自分の金だが、生活費に使ってしまうと損金算入されないどころか、自分への給与とみなされてしまう。所得税の修正申告をしないといけなくなるだろう。あとで高くつく。
というわけで、それなりの金額を給与として払い出すことにしている。法人の預金口座で眠らせておくのも勿体ないしね。しかし、翌年の売り上げがどのくらいなるのかあまり予想がつかないので悩ましいところだ。

iPhoneをiCloudから復元するときに旧Apple IDでハマった

今年の4月に機種変更したばかりのiPhone6、ポケモンGOをプレイ中に地面に落下させたところ、効果は抜群だ…ディスプレイを割ってしまった。挙動に問題はなかったが、ディスプレイを交換しようと表参道のApple Storeへ。

ディスプレイ交換の予定が、基盤に問題ありとのことで、新品交換となった。データはiCloudにバックアップしていたので、iCloud復元を試みる。ここで問題発生。

AppStoreで取得したアプリの復元のために、古い(変更前の)Apple IDでパスワード認証を求められた。今のApple IDのパスワードを入力しても受け付けてくれない(IDが違うんだから当たり前か)。どうしようもないので、パスワードを変更することにする。メールでパスワード変更ページを送信してもらってパスワード変更しても、認証画面では相変わらず古いApple IDのパスワードを要求されるのでクリアできない。そこでセキュリティ質問に答えることで、(必要もないのに)パスワード変更して先へ進む。

すると次は、「iCloude設定をアップデート中…」という表示のまま、延々と処理が進まない。
シャットダウン・再起動を(パスワード変更も)何度か繰り返したが、同じところで止まってしまう。

結果として、アプリの復元のための古い(変更前の)Apple IDの認証を求められたときに、それをスキップすることでiCloud復元を正常に完了することができた。
検索した結果では、状況は違うけれども以下が参考になった。
アプリのアップデートが、出来ない。

要するに、旧Apple IDでダウンロードしたアプリは、Apple ID変更後も未だに古いApple IDに紐付いているために、そのようなアプリを操作する場面では旧Apple IDで認証要求がされるということのようだ。その認証要求にまともに答えるのではなく、アプリとIDとの紐付けを更新してやらないといけないようだ。iCloud復元時は、旧Apple IDはスキップしてしまって、それで復元されないアプリがあれば、個別に手動でダウンロードしてやればよいという話か。
正確ではないにしろ大筋正しい気がする。

はっきり言ってこれはバグに近い仕様だと思うので、改善を期待したい。